ツンデレお嬢様と大きな財産 / ヤンデレ彼女の追跡大作戦　/　クーデレ留学生とあの日の約束

【概要】

　ライトノベル・ゲームブック・旅ガイドが一体となった、トラベルゲームブックシリーズの第3作。
　シリーズの新作としては4年ぶりの発行となる（発行ペースは前回と同様……）。

　システムはゲームブックだが、各地の観光情報やちょっとした旅情報をエピソードとして挿入。旅行記のテイストを残しつつ、さらに小説の雰囲気を強めた作品である。
　自由度の高い物語構成で、マルチエンディング方式を採用している。

　

　主人公の高校生・住之江湧太は幼馴染みの蒼田鈴音とともに東京→出雲大社の旅をすることとなる。
　キーワードは『約束』。そして湧太と鈴音が交わした『あの日の約束』の真意とは？

　

サイズ

書式

色

本文モノクロ／表紙フルカラー

ページ数

パラグラフ数

価格

著作

協力

編集人

発行人

発行所

初版発行日
（イベント名）

2021年5月16日

（第三十二回文学フリマ東京）

　

　パラグラフ数は367、スタートからゴールまでの経路も多数。そのほか、各経由地での選択肢もある。使用できる交通機関は、新幹線・在来線＆私鉄（特急／普通）・高速バスなど。
　また、前作や前々作をご覧いただいていると、ニヤッとする展開もある。●●デレシリーズの完結編という位置付け。

　　キャッチコピーは『あの笑顔を取り戻すために、僕は！』。

【発行履歴】

初版第一刷

2021年5月16日（第三十二回文学フリマ東京）

【あらすじ】

　夏休みを過ごしていた高校生の住之江湧太のもとへ、不意に謎の少女が尋ねてくる。それは幼いころにどこかへ引っ越し、別れたきりになっていた蒼田鈴音だった。
　彼女は日本人とアメリカ人のハーフであり、親の仕事の関係でずっとアメリカで暮らしていたため、今まで連絡が出来なかったらしい。だが、ようやく日本へ帰国することとなって、かつて交わした『約束』を果たすためにやってきたとのことだった。
　

　その約束とは『また一緒に遊ぼうね』ということ――。
　

　鈴音は早速、出雲大社まで旅をしようと湧太に提案し、彼もそれを受け入れる。ただ、彼の心の中にはいくつか引っかかることがあって、どうしても違和感が拭い去れない。それでも彼女と再会できたことに、今はとりあえず喜ぶのだった。
　

　――なお、旅の中では様々な出会いやアクシデントに遭遇するほか、湧太の中では幼いころの記憶が思い起こされていく。そして『あの日の約束』に隠された秘密と真意とは？
　

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【その他、制作上のエピソードなど】

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自由度の高い物語構成＆マルチエンディング方式なので、作業量が膨大である。そのため、頻繁に新刊は制作できない(と、思います……)。

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作者は絵を描くのが苦手だが、表紙イラストを描いていただける方がいないので自分で描いた。 本作よりペンタブを導入したことにより、いくらか見栄えは良くなった（――はずです）！

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四年ぶりの新刊発行。相変わらずの発行ペースです……。

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本作にはとある仕掛けが!?　それによりグッドエンドルートに入ると作品全体を楽しめる。